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3Dプリントして作るSゲージ鉄道模型システム「Dragon Railway V2」

3Dプリントして作る鉄道模型システム「Dragon Railway V2」がKickstarterで注目を集めている。

Dragon Railwayシリーズは、鉄道模型愛好家向けに設計されたSゲージ(縮尺1/64)鉄道模型システムで、さまざまなカスタマイズも可能だ。

Dragon Railway V2

標準的なデスクトップ3Dプリンターで造形可能で、特別なフィラメントを使う必要はなく、PLAフィラメントでも作製できる。自動フィラメント管理システム「AMS」やマルチカラー対応プリンターも不要だ。

鉄道模型のボディ、ホイール、カプラーなど主要パーツは3Dプリントするだけだが、M2ねじやOリング(13×1.5mm)に加え、必要な電子機器は別途入手する必要がある。

Dragon Railway V2

Dragon Railway V2は前バージョンのV1を基に、鉄道模型3Dデータの種類をさらに拡充したバージョンだ。3Dデータの大部分はオープンソースで提供されており、ユーザーはデザインを改変したり共有したりできる。

どの模型も実際に3Dプリントしてテスト済みだ。Dragon Railway V2には、V1のプレミアムモデルである機関車F59PHや輸送用コンテナ付きウェルカーを含め、開発元がこれまでにデザインした全ての機関車や貨車の3Dデータが含まれる。さらに、V2では新規の模型も追加されている。

Dragon Railway V2
Dragon Railway V2

鉄道模型が走るレールは、直線、カーブ、渡り線(クロスオーバー)、分岐器など、さまざまな長さや半径のパーツを含む。さらに、独自のパラメトリックレールジェネレーターでいくつかの値を変更するだけで任意の長さや半径のレールを作成できるという。

Dragon Railway V2のキャンペーン価格は69シンガポールドル(約7700円)で、2024年12月12日までクラウドファンディング中だ。目標額1001シンガポールドル(約11万2000円)に対し、2024年12月5日時点で約1万2000シンガポールドル(約137万円)を集めている。

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