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産業用ラズパイ開発キットの最新版——「Raspberry Pi Compute Module 5 (CM5)評価キット」発売

スイッチサイエンスが、「Raspberry Pi Compute Module 5 (CM5)評価キット」を発売した。

Raspberry Pi Compute Module 5は、Raspberry Piの産業用モデルの最新版で、現行のCM4と比較して、CPU性能が向上し、RAMやストレージ容量が増加し、USBも高速化されている。産業用途に重要なRTC(リアルタイムクロック)も標準搭載し、CM4とはフォームファクターを継承した上位互換という位置付けだ。

同キットはCM5の評価に必要な製品を同梱しており、入手後すぐに開発を始めることができる。キット内容は、Raspberry Pi Compute Module 5(無線機能有り、RAM4GB、ストレージ32GB)、IOボードケース、IOボード、パッシブクーラー、USB-C PD 27 W純正電源アダプター、アンテナキット、スタンダードHDMIケーブル、USB-A to USB-Cケーブル(各1個)だ。

価格は2万6180円(税込)で、同社オンラインショップで販売中だ。

なおスイッチサイエンスによると、当面の間は工事設計認証(技適)取得前の状態で販売するため「技適マーク」は付かないのこと。したがって、購入者自身で「技適未取得機器を用いた実験等の特例制度」を申請するか、電波が遮断された環境で評価する必要がある。

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