ミズノ、3Dプリンターを使ったパーソナルフィッティングシューズ「3D U-Fit」を開発——ユーザーの足に合わせたソールを設計
2024/11/28 08:45
ミズノが、3Dプリンターで個人向けの専用一体ソールを設計/製造する技術を開発した。同技術によるパーソナルフィッティングシューズ「3D U-Fit」のオーダーを2025年4月1日から開始する。
3D U-Fitは、利用者の足型を測定しそれに基づいて一体ソールを作製することで、各個人にフィットしたオリジナルシューズを作る。
極端に足幅が広い、あるいは狭い、左右でサイズが違う場合などにも対応できるようになる。さらに将来的には、脚の長さが異なる人向けにソールの厚さを調整したり、体のバランスや好みによってソールの硬度を変更したりできるように現在開発を進めている。ソールは特許取得済みの独自構造を採用し、足底の荷重分散による負荷軽減や、独特のクッション感を得ることができるという。また、ミッドソールとアウトソール、中敷きを一体にしたことで、シームレスなフィット感も得られる。
アッパーカラーはホワイト、ブラックの2色を用意。ソールデザインはType-AとType-Bの2種から選択できる。価格は5万5000円(税込)だ。シューズはオーダー後約2週間で完成する。