同製品はRaspberry Piの産業用および組み込み向けのモデル「Raspberry Pi Compute Module」の最新バージョンだ。スイッチサイエンスでの販売価格は未発表。

Raspberry Pi Compute Module 5は、ワイヤレスやストレージの有無、RAMの容量が選択できる。フォームファクターは55×40×4.7mmで、前モデルの「Raspberry Pi Compute Module 4」と互換性がある。

前モデルと比較して、CPU性能が向上し、RAMやストレージ容量が増えている。CPUは「Broadcom BCM2712 quad-core Cortex-A76（ARMv8）64-bit SoC（2.4GHz）」を搭載する。RAMは、「2GB」「4GB」「8GB」「16GB」から選べる。さらに、USBの世代が上がったことで高速な通信が可能になった。RTC（リアルタイムクロック）機能も標準搭載している。

IOボードやアンテナ、電源アダプターやケースなど必要な周辺機材を含めたキット「Raspberry Pi Compute Module 5 評価キット」も発売する。